定期的に来院している引退した整形外科医の先生が「整形外科に通院しても必ず治るものじゃないんだよ」と。
消化器や脳などは原因が特定して取り除くことが可視化しやすいが、整形外科疾患の脊椎や関節は手術しても痛みが取れなかったり、再発したりと消えないことが多いとのこと。
また、「整形外科医の誰もが整形外科疾患の大半は加齢に伴っているため、仕方ないと思ってるんだよ」と。「(歳をとったから痛いのは当たり前)と言ったら仕事にならないだろ」と。
先生が「痛くても歩けるなら痛みと上手に付き合うのがいい選択。マッサージや指圧、何でもやっていけばいい」。
なかなか面白い話でした。
先生にブログに書いていいですかと聞いたら、痛みの原因を見つけ出そうと頑張ってる整形外科医もいて、私みたいなバカな医者もいるから良い医者見つけろと。「暇なクリニックには行くな」がコツだそうです。半分冗談でしょう。笑ってましたから。