来院者の方に面白い話を聞きました。
秋田県出身の方なのですが、スズメバチの巣が歯痛に効くとのこと。乾燥させてすり鉢で摺って粉にして痛むところにすり込むそうです。
調べてみるとスズメバチの巣は漢方薬として、漢方名を露蜂房(ろほうぼう)といい、化膿性の腫れや皮膚の痒み、歯痛や体の痛みなどに使うそうです。
その方はわざわざこちらでは食べないそうですが、田舎ではまだ粉にしたり、焼酎にそのまま浸けたり、蜂の子を食べたりとしているところがあり、田舎に帰ると食べるとのことです。
昔の人の知恵なのでしょう。医食同源。何でも薬にしていまうのがすごいですね。