40代女性の働くママさんで午後になると肩こりから頭痛がするのが主訴。月に10日程は市販の頭痛薬を服用するそうです。
頚椎の可動制限を取るべく、いつも通り全身の関節の可動を緩めるのですが、骨盤調整が変化よく、そこからの首肩の調整が良いらしい。(本人談。いろいろ治療に渡り歩いてるので分かるとのこと)
リハビリ的に首のストレッチと体操を教えるのですが、なかなか出来ないと言われたので、簡単なツボを教えたら、頭痛薬を飲まないで過ごせたとのこと。通勤など暇があるときにマメにやっていたらしいです。
ひたいの中央の痛みに少商(親指の爪の付根)、こめかみの痛みに商陽(人差し指の付根)、目の奥の痛みに中衝(中指の付根)、片頭痛に関衝(薬指の付根)、頭全体が割れるような痛みに少沢(小指の付根)があります。
全部の指の爪の付け根を反対側の手指で挟むようにして、痛くないように気持ち良く捏ねるようにして下さいと教えました。
個人差があるのはもちろんですが、経験的な漢方を侮れないです。