医療雑誌で過敏性腸症候群に自律神経訓練法が有効とありました。
過敏性腸症候群とは腸自体の病気はなく、ストレスから腸の働きに異常をきたし、腹痛や下痢便秘の症状が繰り返されます。
酸化マグネシウム、精神安定剤、整腸薬などが処方されるが、対症療法の域を出ませんので、これといった決め手がありません。
そこで、自律神経訓練法。自分に軽い自己暗示をかけて心身をリラックスさせる方法です。
準備として、静かな環境で仰向けに寝て、楽な姿勢を取り、ゆっくりと大きな呼吸を繰り返えします。
そこから暗示。手足が鉛になったと思い込み、重さを感じる。感じが出たら、心臓から血液が手先足先に流れていると思い込み、流れを感じる。感じが出たら、お腹に血液が溜まると思い込み、温かさを感じ取る。毎日15分程行うとよいとあります。
病は氣から。過敏性腸症候群だけでなく、不眠症やストレスには効果的です。