東洋医学を現代医学で捉えた文章を見つけました。東洋医学的治療の目的の中の調気(気を調える)調神(神を調える)に着目。
現代医学的に「気」は自律神経機能、ホルモン調節機能、免疫機能を総合したものと捉え、数値化を試みたところ、マッサージや鍼灸双方において、自律神経機能検査の身体微細振動(MV)で、痛みや疲労感を増長させる交感神経の抑制効果を確認、ホルモン検査の副腎皮質刺激ホルモン分泌検査(ACTH)で、コルチゾール(抗ストレスホルモン)の分泌量増加も確認、免疫機能ではリンパ球中のB細胞とヘルパーT細胞の増加作用があり、免疫力向上が認められてます。
「神」は現代医学的には脳と捉えるとのこと。
脳波を取ると安静時のアルファ波が増え、うとうとしたリラックス状態のシーター波まで拡がり、神経細胞を活性化するとのことです。
いずれも特定の臓器や組織にアプローチというより、調節機構にアプローチした治療との見解でした。
リハビリも機能回復訓練と言います。
体の働きを良くする目的は一緒ですね。