最近は「にんにく卵黄」なる商品も発売されていますが、何と今時、ご自分で作る70代主婦の方が来院者にいました。
私が小児喘息で苦しんだときに、母が卵黄を鍋で炒めて黒いタール状の液体を作っては、スプーン一杯ずつ毎日飲まされてた話をしてたら、未だに50個の卵黄で作るそうです。
大変な匂い(硫黄のような)と不味さで、飲むのに苦労するのに・・・。偉いです。
先程の商品でも購入すればと言うと、自分で作ったのが安心だということです。
漢方でも卵油は心臓病に使われてきました。
現在は研究が進み、卵油に含まれるレシチンがコレステロールを下げ、血圧を安定させる作用があることが分かってます。
抗コレステロール剤や降圧剤がある現代医学ではわざわざ卵油を取る必要はないのかもしれませんが、食べるもので体は作られますし、自然ですね。
しかし、卵油とは!昔の人には驚かされます。