肩こりの隠れ病

肩こりについての書籍を読んでて実に複数の病が重なるなあと改めて感じます。歯周病や噛み合わせ不良の歯科や口腔外科。扁桃腺炎や副鼻腔炎の耳鼻咽喉科。逆流性食道炎や慢性胃炎の消化器科。近視遠視乱視の視力異常や眼精疲労は眼科。高血圧や不整脈で循環器科。肺炎や肺気腫で呼吸器科。月経異常や更年期障害で婦人科。イライラや不眠症で心療内科。整形外科領域だけでなく、たくさんの病気が肩こりの症状として現れます。逆に肩こりがコントロール出来れば病気の予防に繋がるとも言えそうです。肩こり体操として、肩をゆっくりと上げ、やや後方ぎみにゆっくり下ろす。1セット15回を30分から1時間ごとに2セット行う。壁に平行に立って腕を肩の高さで伸ばし、腕の長さ分壁との距離をあけて、腕立て伏せ。ゆっくり曲げてゆっくり伸ばす。1セット15回を30分から1時間ごとに2セット。30分から1時間ごとはあくまで目安で、小まめにという意味。日常、肩こりが起こらないように、肩周囲を動かすことをマメに行いましょう。